2011年9月17日土曜日

RtmpClientの使い方その6、Flazrをつかってみる。

Flazrの記事なのでRtmpClientではないです。
Flazr(http://flazr.com/)というのは、sourceForgeで開発されているJBossベースのRtmpサーバー、クライアント実装。
Red5がサーバーよりだとすれば、このプロジェクトはクライアントよりです。

5月下旬あたりに書いたRtmpClientに関する記事を見てもらえばわかりますが(これとか)、Red5のRtmpClientはいくつか動作がおかしいところがあるらしく、FlashMediaServerに接続できませんが、Flazrでは問題なく接続できて、映像データを取得したりできます。

なので、RtmpのJmeterの実装をFlazrベースに書き換えるのを目標にちょっとFlazrを勉強してみようかと思います。

いまのところわかっているFlazrのデータについて
・必要ライブラリをひっくるめて2MB以下
・動作はいたってシンプル。
・動画ファイルをストリーム変換して放送したり、サーバーから視聴しつつ動画ファイルにするといったこともサポート
・SharedObjectはサポート外(命令の定義はあるけど動作プログラムは抜けている?)
・サーバー側関数呼び出し定義や、クライアント側関数呼び出し定義の実装もどうやらなさそう(プログラムはあるけど、起動オプションで利用する方法がないっぽい。)
・パケットの扱いはRed5とは別になっているので、Red5との連携やXuggleに流してエンコードしたりということはやりにくそう。
・Red5のRtmpClientはehcacheを経由してデータのやりとりをしているので、PC内にcacheアクセスが必要になるが、Flazrではそれはない。
・標準で接続→視聴動作の負荷テスト(インスタンスを大量につくって同時に視聴状態をつくる)というのがある。

とりあえずは、EclipseでJavaアプリ書いてRed5に接続するところからやってみるかな。

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